現在完了形のhave doneと現在完了進行形のhave been doingの使い分けが難しく感じることがありますよね。「結果」と「動作」のどちらの話をするのかがわかればどちらを使うべきか迷うことはなくなります!
目次
まず初めに
have been doing | ・ある過去から今現在も進行中のこと It has been raining for 3 hours. ・ある過去から今まで進行していた(ちょうど終わった) I’m going to take a break. I have been working. ・長年続けていること(習慣など) I have been studying English since I was 5. |
have done | ・過去に始めたことの結果が「今」にある I have lost my key. ・今まで~したことがある I have been to Hong Kong once. ・今の時点で完了していること I have drunk 5 cups of coffee today. |
「have been doing:動作」「have done:動作の完了」
have been doing
現在完了進行形(have been doing)で重要なのは「動作」です。その動作が完了しているのかには注目しません。
have done
現在完了形(have done)で重要なのは、していた動作が「完了」したかということです。動作そのものには注目しません。動作の結果が完了したということが重要になります。
【have been doing】
例:I have been painting the wall.(今まで壁を塗っていた。)
Have been doingで重要なのは「動作」です。この例文の活動にあたるのは「painting the wall」です。していた活動が終わったかどうかは重要ではなく、塗り終わっているかには注目しません。何を今まで続けていたかという動作自体に注目します。
【have done】
例:I have painted the wall.(壁を塗り終わった。)
have doneで重要なのは、動作が「終わった」という「結果」です。この例文の結果にあたるのは「have painted」です。塗っていたという活動は重要ではなく、していた動作が終わった(完了した)という動作の結果に注目します。
(めちゃへとへと。今まで車の修理をしていた。)
※車の修理が終わったかは重要ではない。動作である「repairing the car」に注目するので、完了しているかどうかではありません。
・The car is fixed now. I have repaired it.
(車は直った。修理した。)
※何をしていたかではなく、動作(修理)が完了したことに注目するので、車が直ったということになります。
how longには【have been doing】
ある過去に始めた活動が今現在も進行中で「どのくらいの間継続して活動しているのか」を聞く、話すときには現在完了進行形のhave been doingを使います。
(どのくらいの期間英語を勉強しているの?)
・I have been playing basketball since this morning.
(今朝からずっとバスケをしているよ。)
・She has been making films for 5 hours.
(彼女は5時間も継続して映画を作成しているよ。)
「継続している活動の期間」の話をしているね!
how much/how many /how many timesには【have done】
過去に始めた活動で「今の時点で完了している活動の結果」ことを聞く、話すときには
現在完了形のhave doneを使います。
(英語のテスト100枚終わったよ。)
・I have played basketball 2times this week.
(今の時点で今週2回バスケをしたよ。)
・She has made 5 movies so far.
(彼女は今のところ5つの映画を作り終わったよ。)
「完了した活動の結果」の話をしているね!
映画館のことをアメリカでは「movie theatre」、イギリスでは「cinema」というよ。
映画のことをアメリカでは「movie」、イギリスでは「film」ということが多いよ。
現在完了/進行形についてはこちらの記事も一緒にご覧ください。