可能性や確信度を表すMay/Mightは未来に「起こりうる」「ありうる」ことを話すときに使います。
「~かもしれない」やPerhapsと同じように「ひょっとしたら」という意味になります。
MayとMightの基本と過去形についてはこちらの記事をご覧ください。
目次
May/Might:~かもしれない
May/Mgihtはどちらも何かが「ありうる」という可能性の話すときに使います。
Perhaps(ひょっとしたら)と同じ意味として使えます。
「~かもしれない」という意味になります。
MayとMightの使い方を例文でみてみよう!
(そのストーリーは本当かもしれないね。)
・Someone came to see me while I was out. It may have been Tom.
(私が出かけている間誰か私に会いにきた。トムだったかもしれない。)
・She might be in the garden.
(彼女は庭にいるかもしれないよ。)
・Wasn’t she at home? She may have gone shopping.
(彼女家にいなかったの?出かけてたのかもしれないね。)
・Didn’t he answer you? He might not have heard you.
(彼は返事をしなかったの?あなたが言ったことが聞こえなかったのかもしれないね。)
May/Mightの確信度は50%なので、「~かもしれないし、~じゃないかもしれない」という意味になります。確信度の高い「~だったに違いない!」と言う場合はMustを使います。
Mustについてはこちらの記事をご覧ください。
May/Might:起こりうること
May/Mightは「ありうる」という可能性の話すときに使いますが「未来に起こりうる行動や出来事」の話をするときにも追加ます。
「(起こりうる)かもしれない」という意味になります。
(今夜は運転しないほうがいい。、雪が降るかもしれない。)
※Perhaps it will snow.と同じ意味になります。
・This laptop is old so you might have to wait a few minutes to start.
(このノートパソコンは古いから起動するまで数分待たないといけないかもしれない。)
※待たないといけないかもしれないし、待たなくてもいいかもしれない。と可能性としては50%です。Perhaps you will have to wait…..と同じ意味になります。
・He had basketball tournament yesterday so he may not come today. He must be tired.
(彼は昨日バスケットボール大会があった。今日彼は来ないかもしれない。疲れているに違いない。)
※否定文は「May/Might not~」になります。
Mightしか使えないパターン
MayとMightは基本的にはどちらを使っても「~かもしれない」という文を作れますが、
「状況が現実ではないこと」を話すときにはMayではなくMightしか使えません。
例:If I won a lottery, I might buy that luxury car.
(宝くじがあたったら、あの高級車を買うかもね。)
「宝くじがあたったら」という状況は現実ではありません。実際には高級車を買わないということになります。このような話をする場合にはMayは使えません。
もし、現状お金がたくさんあり、どう使うのか尋ねられた時にはI may buy….と言えます。
(彼のことは知っているけど、今まで会話したことないんだ。もし友達だったらパーティーに招待するかもね。)
・If I knew Tom better, I might give this ticket away to him.
(もしトムのことをよく知っていたらこのチケットを無料であげるかもしれない。)
Give something awayは「無料で与える」という句動詞だよ!
「May/Might be doing」と「will be doing」
May/Might be -ingで「(もしかすると)~しているかもしれない」という意味になります。
Will be -ingの方が可能性が高く「~している」という意味になります。
May/Might:実現可能な計画の話
「(もしかすると)~しているかもしれない」という意味になるMay/Might -ingですが、他にも「可能な計画」な話をするときにもMay/Might -ingを使うことができます。
「~するかもしれない」という意味になります。
・I am going to HK next month.
(私は来月香港に行くよ。)
※すでに行くと予定しています。
【I might be going】:可能
・I may/might be going HK next month.
(来月香港に行くかもしれない。)
※すでに行くと予定しているわけではなく、可能な計画として話をしています。
May/Might as well do:~した方がいい
May/Might as well do somethingで「~した方がいい」とう意味になります。
「それをしない理由がない」「それよりいい案がない」「~する方がましだ」ということを話すときに使います。
例:We missed the train. We might as well walk. The next train will come two hours later.
(電車逃しちゃった。歩いいたほうがいいね。次の電車が来るのは2時間後だし。)
次の電車を待つより歩く方がいいと思っているのと、それ以上にいい案がない、それをしない理由がないという意味になります。Should do と同じ「~したほうがいい」「~すべき」というニュアンスになります。
We may as well walk.でも同じです。
Might be able to
Mightは「~かもしれない」という意味になります。Might be able toは「~できるかもしれない」という意味になります。否定形はMight not be able toで「~できないかもしれない」という意味になります。
・I might go. (行くかもしれない。)
・I might not go.(行かないかもしれない。)
【Might be able to】~できるかもしれない
・I might be able to go. (行くことができるかもしれない。)
・I might not be able to go.(行くことができないかもしれない。)
Might have to
Might have toは「~する必要があるかもしれない」「~しなくてはならないかもしれない」という意味になります。
(普段日曜日はお休みだが、今週の日曜日は働かなくてはならないかもしれない。)
・He seems well but he has a fever. He might have to see a doctor.
(彼は元気そうに見えるが熱がある。医者に診てもらう必要があるかもしれない。)