「quite 」は「とても」という意味を持ちます。「very(非常に、とても)」と同じくらいで「extremely(とっっっても)」よほどではない。
「few」は「ほとんどない」といった意味になるので「quite a few」で「かなり少ない」となりそうですが、意味は「かなり大きな数」となります。
「few」と「a few」の違いは?
「few」は「ない」ことに焦点をあてて「ほとんどない」という意味になるよ。「a few」は「ある」ということに焦点をあてて「少しの」「いくらかの」という意味になるよ。
Quite a few:かなりの数
「Quite a few」で「かなりの(人・モノの)数」「かなりおおきな数」という意味になります。
(昨日の講演会にかなりの数の人が来たよ。)
※Quite a fewの後に来る名詞は複数形になります。
・I took quite a few pictures.
(かなりの数の写真を撮ったよ。)
・I’ve been to there quite a few times.
(そこに何度も行ったことあるよ。)
※このTimesは数えることができる意味の「・・・回」や「・・・度」です。
「quite a few」はvery(非常に、たいへん)と同じくらいでextremely(極度に)ほどではないとうのはどの程度なの?
「普通よりも多いけど極度に多いわけじゃない」という意味の「かなりの数」ということだよ!
A few:すこしある
冠詞(a/the)があるfewは「ある」ことに焦点をあてて「いくらかの」「すこしの」と言う意味で「some」と似たような意味です。
(彼は数日前ここに来たよ。)
・Can I stop by grocery store for a few things?
(いくつか買うものがあるから食料品店にちょっと立ち寄っていい?)
・I have a few more things to tell you.
(もういくつかあなたに伝えることがある。)
とっさに使い分けるのは難しいね。
話し言葉では「a few」がよく使われ「few」だけではあまり使わないよ。
Quite a bit:結構たくさん
Quite a fewと同じように「quite a bit」という言い方もあります。意味は「かなり多い」「結構たくさん」です。「a lot」と同じように使えます。
(結構たくさんのことをしたよ。)
・I’ve done a lot.
(かなりたくさんのことをしたよ。)
※quite a bitよりa lot のほうがダイレクトに「多い」ということが伝えられます。quite a bitは「結構多いよ」というニュアンスです。
ネイティブに聞くとどちらを使っても大きな違いはないそうだよ!