MayとMight【~かもしれない】Vol.1

構文
この記事は映画・テキストブックで学んだことで疑問に思ったことを実際にネイティブに質問をしてまとめたものになります。ここでいうネイティブとはイギリス人の英会話の先生になります。

可能性や確信度を表すMayやMightですが、実際どのくらいの可能性の話をしているのか、同じようなMaybeやPerhapsなどと比べてみましょう。

May/Might:~かもしれない

May/Mightはどちらも何かが「ありうる」という可能性を話すときに使います。
Perhaps(ひょっとしたら)と同じ意味として使えます。

「~かもしれない」という意味になります。


Where is Tom?
例:He may/might be in the backyard.
(彼は裏庭にいるかもしれない)

裏庭に「いるかもしれない」し、「いないかもしれない」という意味になります。

確信度の順は次の通りです。

ProbablyMaybePerhapsPossibly

MaybePerhapsは大体同じくらいの確信度で50%くらいかな!

うーたみ
うーたみ
きりたみ
きりたみ

Perhapsと同じ意味として使えるmay/mightは確信度は50%ってことね!

イギリス人の英会話の先生に聞くと、MaybeとPerhapsは同じくらいの確信度で使っているそうです。
英和辞書ではMaybeの方がやや確信度が高いとされているので、「Maybe:多分そうだよ!」と「May/Might beそうかもしれないね」のような違いかと思います。

May not/Might not:~ではないかもしれない

May/Might(~かもしれない)の否定文はnotを付けて「~ではないかもしれない」という意味になります。こちらも確信度としては同じで「~ではないかもしれないし、~かもしれない」というニュアンスになります。

うーたみ
うーたみ

Might notはMightn’tとも言えるよ!

例文
He may not be working tomorrow.
(彼は明日仕事ではないかもしれない。)
※Perhaps he is not working.と同じ意味です。

 

She might not(mightn’t) like blue color on the coat.
(彼女はコートには青色は好きじゃないかもしれない。)

Tom never be absent a meeting without notice. He mightn’t know about today’s meeting.
(トムは無断で会議を欠席したりしない。ぴょっとすると今日の会議のことを知らないのかもしれない。) 

May have done/Might have done:~だったかもしれない

「~かもしれない」という可能性や確信度を表すMayやMightを使って過去の話をする場合は
May have done/Might have doneになります。

「~だったかもしれない」という意味です。

例文
-Who was that?
I don’t know. It may have been Tom.
(わからないけどトムだったかもしれない。)

 

I might have left my cellphone at the restaurant.
(レストランに携帯忘れたかもしれない。)

・No one came to the party. They may not have known about it. 
(誰もパーティーに来なかった。パーティーがあることを知らなかったのかもしれない。)

Couldはmay/mightの代わりに使える

Canの過去形であるcouldはmay/mightと同じように「~かもしれない」という意味で使うこともできます。

例文
-Who is that?
It could be Tom. (トムかもしれない。)
※It may/might be Tom.と同じ意味です。

No one was at home. They could have been out.
(誰も家にいなかった。彼らは出かけていたのかもしれない。)
※They may/might have been out.と同じ意味です。

Couldn’tはmay not/might notの代わりに使えない

Couldはmay/mighと同じように「~かもしれない」という意味で使うことができますが、Couldn’t(否定形)になると「~だったはずがない」という意味になり、may not/might not「~だったかもしれない」という意味としては使えません。

例文
-“I wonder why Tom didn’t answer me.”の返事からmay not have doneとcouldn’t have doneの違いを見てみましょう。

【May not/might not】

Tom was doing homework. He might not have heard what you said. 
(トムは宿題をしていたから、あたなが言ったことが聞こえなかったかもしれない。)
※聞こえたかもしれないし、聞こえなかったかもしれない。という意味になります。

 

【Coudn’t】
Tom was listening to music. He couldn’t have heard what you said.
(トムは音楽を聴いていたから、あたなが言ったことが聞こえなかったんだ。)
※I think he couldn’t hear you.と同じような意味になります。

きりたみ
きりたみ

Couldn’t have doneについてはこちらの記事を読んでみてね!

MayとMightはこちらの記事も併せてご覧ください。

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