「used to do」は過去にいつもしていたけど、現在はもうしていない話をするときに使います。
例えば「子供のころカードゲームをして遊んでいたけれど、今はもう遊んでいない。」ことを伝えたい場合、「I used to play a card game as a child.」のように言えます。
過去形でもいいんじゃないの?と思ったこともありますが、過去形との大きな違いは
「今はもうしていない」ということです。過去形では「過去のある時点に~していた」という意味になります。
また、used to…で物や場所、考え方など「以前はこうだった」という使い方もできます。
used to doの使い方を一緒に学びましょう!
目次
Used to do(happen):~していたことがある
・Used to do今はもうしていないことで過去にいつもしていたことを話すときに使います。
「~していたことがある」というニュアンスです。
ポイントは今はもうしていないことであること、過去の話をしているので今現在の話ではありません。
I use to doにしても現在形の話はできないよ。
I stopped eating too much 5 years ago. I don’t eat a lot anymore.
例:I used to eat a lot.(たくさん食べていたことがある。)
5年前までは食べ過ぎていたけれど、今はもうたくさん食べることはしていません。
今現在もたくさん食べている場合は「I eat a lot」となり、「used to do」 は使えません。
「過去に定期的にしていたことで今はもうしていない」ということがポイントだね!
Used to…:以前は~だった
・「~していた」ではなく、前は本当(true)だったことで今現在はもう本当でないことを伝えるときにもused to…を使えます。「以前は~だった」というニュアンスです。
(この建物は今は食料品店です。前は映画館だった。)
・I used to think Tom was unfriendly.
(私はトムがフレンドりーではないと思っていた。)
人が「~していた」だけではなく、物や場所、考え方が「以前は~だった」のように言えるんだね!
質問文
・Used to…を使って「~していたことがありますか?」と聞くときは、「did(you) use to…?」と
聞きます。
(たくさん甘いものを食べていたことがありますか?)
・Did you use to have a flip phone?
(ガラケーを持っていたことある?)
Didで過去形になっているから、「used」ではなく、「use」になるよ。
否定文
「~していたことがない」「~ではなかった」という否定文は「did not use to…」になります。
「used not to…」とも言えます。
(ブルーチーズは好きじゃなかった。)
・I didn’t use to read newspapers before but I do every morning now.
(以前は新聞を読んでいなかったが、今は毎朝読みます。)
I used to doとI was doingの違い
「I used to do」は前はしていたけど今はもうしていないことを話すときに使います。
「I was doing」はある過去にしていたということを伝えるときに使います。
(子供のころよくテレビゲームをした。)
※定期的にテレビゲームをしていたけれど、今はもうしないという文になります。
・I was playing a video game when you phoned me.
(あなたが私に電話をかけたとき、私はテレビゲームをしていた。)
※「電話をかけたとき」という過去に、自分はテレビゲームをしている最中だったという文になります。
I used to doとI am used to doingは別の意味
・I used to do は前はしていたけれど今はもうしていないことを話すときに使います。
I am used to doingは「~することに慣れている」という意味になります。
(一人で暮らしていたことがある。)
※過去の話になります。今はもう一人で暮らしてはいません。
・I am used to living alone.
(一人で暮らすことに慣れている。)
※I am なので現在の話をしています。今現在一人で暮らすことに慣れているという状態の話をしています。
「I get used to something」は「…に慣れる」という変化のことを話すときに使うよ。
I am used to something(慣れている)とI get used to something(慣れる)についてはこちらの記事をご覧ください。