好き・嫌いを伝えるのにI like…I don’t like…と習いましたね!
ただ、I like Sushi, I like steak, I don’t like vegetables, I don’t like greasy foods. と言っても
「どのくらい好き・嫌い」なのか「どの程度」なのかが分かりませんね。
今回はI like/I don’t like以外で好き嫌いを伝えるフレーズをご紹介します。
目次
好き:into/nothing better than/grown to like/don’t mind
「I like ~」は「~が好き」と「前からずっと好きでいる」といったニュアンスですね。
「これに勝るものはないくらい好き」や「以前は嫌いだったけど好きになった」など
いくつかの「好き」を伝えるフレーズをご紹介します。
Into:~に熱中している
Be into~で「~に興味がある」「今私は~に熱中している」「~に夢中」という意味になります。
get into~で「~に興味をもつ」「~を好きになる」という意味になります。
「好き」というよりは「今夢中なこと」「今マハっているもの」などを伝えるのに使えるフレーズだよ。
(私は健康食品に夢中です。私は無添加の食品を選びます。)
※夢中や熱中しているとなるので、ただ好きよりかは凝っているんだなというのが分かります。
・He‘s into arcade machine. He goes play it 5 a week.
(彼はゲームに熱中している。週5でゲームをしに行く。)
・I got into skateboarding when I was 15.
(15歳の時にスケートボードに興味を持った。)
・Tom is into JOJO in a big way.
(トムはジョジョにものすごい熱中している。)
※in a big wayで「とても」「すごく」という意味になります。
イギリス人の英会話の先生は自分はあまり「in a big way」を使わないと言っていました。
代わりに He’s really into JOJO.とも言えます。
Nothing better than:それに勝るものはない
Nothing better than~は「~に勝るものはない」「~以上のものはない」「~に限る」という意味になり、「とても好き」「最高だ」「しか勝たん」ということを伝えるのにぴったりのフレーズです。
他にも、「You can’t beat~」や「nothing beats~」「nothing can beat~」とも言えます。
「~が最高」「~が1番だ」と言いたいときにぴったりなフレーズだね!
(新鮮な魚に勝るものはない。)
・You can’t beat an iced beer in summer.
(夏にはキンキンに冷えたビールに限る。)
・Nothing beats my mother’s homemade bread.
(私の母親の手作りパンが1番だ。)
※「最高だ」というニュアンスになります。
I’ve grown to like:好きになった
I’ve grown to like~で「(嫌いだったけど)好きになった」という意味になります。
子供のころは苦手だったけど大人になって好きになった食べ物などがありますよね。
前は嫌いだったけど今は好きなことを伝えるのに使えるフレーズです。
他には「I’ve come to like~」とも言えます。
「だんだん好きになった」ということを伝えるのにぴったりなフレーズだよ!
(ブルーチーズが好きになった。)
※前は好きではなかったんだなというのが分かります。
・I‘ve come to like my current job.
(だんだん現在の仕事が好きになってきた。)
I’ve come toの後を 「believe」や「realize」にすると「だんだん信じる/気づくようになった」という意味になるよ!
I don’t mind:気にしない
I don’t mind~で「気にしない」となります。好きでも嫌いでもないときにや、どちらでも構わないときに使えるフレーズです。
(少しの砂糖は気にしない。)
・I don’t mind working from home now. I’ve come to like it.
(今は在宅勤務はまあ良いかな。在宅勤務好きになったよ。)
※普段は会社で仕事をする場合の在宅勤務は、家「から」仕事をするイメージなので「from」になります。
自宅兼会社で仕事をする場合は家「で」仕事をするとなるので「at」になるます。
業務の依頼を受けて働くフリーランスでも、仕事の動きが多くある場所が会社となる場合は「from」になるよ。家が事務所になっていて自分のビジネスを家でしている場合は「at」になるよ。
嫌い:loath/can’t stand/doesn’t do anything/nothing worse than
「I don’t like ~」は「~が嫌い」と「前からずっと嫌い」といったニュアンスですね。
Hateよりも強い意味の「とても嫌い」や「我慢できない」「魅力的ではない」「それ以上悪いものはない」などいくつかの「嫌い」を伝えるフレーズをご紹介します。
Loath:とても嫌い
Loathは「~がとても嫌い」という意味でhateよりも強く「むかつく」「へどがでる」などを表します。嫌いの度合いは次の通りです。
Loath→hate→dislike→don’t like
イギリスの英会話の先生に聞くと「Loath」は古い言葉らしく、ほとんど使わないそうだよ!
(私はファーストフードがとっても嫌いです。)
※テキストブックの例文では食事を例に「Loath」を使っていましたが、ネイティブに聞くと食べ物ではなく人や物に使う言葉とのことです。
・I loath the current president.
(私は現大統領がとても嫌い。)
Can’t stand:我慢できない
Can’t stand~で「~に我慢できない」「耐えられない」という意味になります。
他にも似たような「うんざりするという意味を持つ」「fed up with」「sick of」「tired of」が使われますが、これらは今起きていることに使います。Can’t standは今起きていることではなくても使えます。
(彼には耐えられない。)
・I can’t stand his behavior at table.
(彼の食事中の行儀には我慢できない。)
※今現在一緒に食事をしているとは限りません。
・I’m fed up with rainy days.
(雨にうんざり。)
※(雨の日が続いていて)今も雨が降ってうんざりしているということになります。
・I’m sick of humid days. My hair goes crazy.
(湿気の多い日にはうんざり。髪の毛がひどいことになる。)
※今現在も湿気の多い日だということになります。
・I’m tired of you. Stay away from me.
(あなたにはうんざり。私に近寄らないで。)
※今何かしら嫌なことをされてうんざりすることがあるということです。
今は一緒にいないけれど、うんざりしているというときはI can’t stand him/her. と今現在起こっていないことでも使えるcan’t standを使います。
Doesn’t do anything for(me):魅力的ではない
Doesn’t do anything for (me)で「(私にとって)~は魅力的ではない」「面白くない」「望ましくない」という意味になります。
(あたながアニメに熱中していることは知っているけど、私にとっては魅力的ではない。)
※I don’t like や I hateを使うと何か理由があり嫌っていて、それ自体を否定している感じがしますが、doesn’t do anything for me.を使うことで自分にとっては魅力的ではない、興味がないということを伝えれます。
・Japanese food doesn’t do anything for me. I love high-calorie food such as pizza, burgers, chips and so on.
(和食は私にとって魅力的ではない。 私が大好きなのはピザ、バーガー、ポテトなどハイカロリーな食べ物です。)
Nothing worse than:~ほど最悪なことはない
Nothing worse than~で「~ほど最悪なことはない」「~より悪いものはない」という意味になります。「一番嫌い」「最低」というニュアンスです。
Nothing beats~の逆の意味を伝えるフレーズだね!
(脂っこい食べ物ほど最悪なものはない。)
・There’s nothing worse than overcooked steak.
(焼きすぎたステーキほど最悪なものはない。)
色々なフレーズで「好き/嫌い」を伝えてみてね!